那覇でワクチン廃棄、6月は2件 予約キャンセルと大雨の停電


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 那覇市は1日、新型コロナウイルスワクチンの廃棄が6月に2件あったと発表した。26日に高齢者への集団接種で6人がキャンセルしたが、代わりに接種を受ける人は4人だけとなり、2人分を廃棄した。27日には大雨で医療機関1施設が2時間程度停電し、冷蔵庫内の温度が18度まで上昇したため、安全性を考慮して接種12回分を廃棄した。

 市は「今後はこのような事例が起こらないよう、会場の運営改善や停電などへの対策を講じる」とした。