七夕の夜、見上げれば輝く天の川 沖縄・肉眼でも観測


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七夕の夜、南の空に広がる天の川。右下に白い雲。流れ星も短い線になって見える=7日午前2時37分、東村慶佐次(15秒間露光、ジャン松元撮影)

 7日は七夕。沖縄地方は高気圧に覆われ、夜には天の川が帯状に輝きながら天空に広がる様子が見られた。

 東アジアに広まる伝説では、天帝の怒りに触れた織り姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)は、天の川が2人を隔ててしまったが、年に一度、7月7日にのみ会えるとされる。

 月明かりの影響が無い時期が観測のチャンス。東村慶佐次の畑地では7日未明、低い雲が流れる中、夏の夜空に南から北へとつながる天の川が肉眼でも確認できた。