2年ぶり「文化部のインターハイ」に笑顔 西原高吹奏楽部、和歌山でパレード


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総合開会式後のパレードで演奏を披露する西原高校の生徒ら=31日、和歌山市内

 【和歌山で吉原玖美子】第45回全国高校総合文化祭は31日、和歌山県の和歌山ビッグホエールで総合開会式を開き、7日間の高校生による芸術文化の祭典が始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年はオンライン開催となり、全国から生徒らが一堂に会するのは2年ぶり。県内から17部門370人が参加する。開会式後に市内でパレードがあり、西原高校吹奏楽部の生徒61人が華やかに練り歩いた。

 西原高はミセス・グリーンアップルの「青と夏」やアニメ・ちびまる子ちゃんのテーマ曲「おどるポンポコリン」、サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」の3曲を演奏した。部長の玉城花さん(17)は「2年ぶりに大勢の観客に演奏を見てもらう機会だった。頑張ってよかったと思った」と笑顔で話した。

 初日は将棋や弁論、自然科学部門の発表、美術・工芸の作品展が始まった。