自然環境の保全・再生など審議 県振興審議会部会


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自然環境の保全などについて審議する県振興審議会環境部会の委員ら=13日、那覇市の県自治研修所

 県振興審議会の第1・2回環境部会(部会長・宮城邦治沖縄国際大名誉教授)が13日、那覇市の県自治研修所で開かれた。「世界に誇れる島しょ型環境モデル地域の形成」や、「自然環境の保全・再生・継承および持続可能な利用」「SDGsに適応する観光ブランド力の強化」をテーマに審議した。

 希少生物のロードキル防止として設置される動物用通路の「アンダーパス」について委員からは「北部では県道70号沿いに設置されている。だが、その後使われているかなど効果や数字が出ていない。今後は定期的な成果の確認まで行う必要がある」と指摘が上がった。

 環境部会は公害防止や廃棄物対策、環境保全、自然景観の保全などに関する審議を担当する。当初7月に予定していた第1回部会は台風の影響で延期となっていた。