弁当や菓子を無料で配布 宜野湾のマミーズマーケット 夏休みの子ども食事支援 


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
子ども分の弁当やお菓子を配布するボランティアスタッフ=15日、宜野湾市のリッキーステーキハウス

 【宜野湾】児童虐待防止に取り組む団体マミーズマーケット(松田エレナ代表)が15日、夏休み中の子どもたちが楽しめる居場所づくりと食料支援を兼ねた「こども食堂&ママカフェ」を開催。手作り弁当100食とお菓子や飲み物も無料配布し、開始1時間で100人以上の親子が訪れた。
 コロナで居場所の制限や自粛に疲弊した子どもたちのためにボランティアのタロット、手相占い師によるブースを設け、前向きに2学期を迎えられるアドバイスなどをした。他にビーズで雑貨制作するワークショップも行われ体験した子どもたちが楽しんだ。
 コロナ禍で営業を休業している宜野湾市のリッキーステーキハウス(立津力人代表)が、会場を無償提供し開催が実現した。
 企画した松田さんは「今回初めてこども食堂を開催したが大盛況。コロナ禍で我慢している子どもたちの居場所を作り心を落ち着かせてあげたいという思いで開催した。場所の提供や大勢のボランティアの協力で成り立っている」と笑顔で話した。
 マミーズマーケットは子ども虐待防止オレンジリボン運動に積極的に参加し、月に1度子ども服チャリティーフリーマケットや食糧支援の寄付などの活動をしている。(知念夏希通信員)