アーチェリー男子、宜野湾は準決勝果たせず 全国高校総体


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 全国高校総合体育大会・北信越総体第27日は20日、福井県などで8競技が行われ、アーチェリー男子は宜野湾が団体予選22位で敗退した。

全集中で的に矢を放つ宜野湾の嘉味田朝成主将(高辻浩之撮影)

 3人1組で競うアーチェリー男子団体で宜野湾は計1600点の予選22位にとどまり、準決勝進出は果たせなかった。

 それでもチーム最多の561点を出した嘉味田朝成は「悔しさはあるが、楽しむことができた」とさばさばと振り返った。

 宮城大樹も「一人一人パフォーマンスは発揮できた」と力を出し切った様子。これまで嘉味田と県内トップを競ってきた内間安哉は「県内で勝負してきた関係だったけど、初めての全国で一緒に戦えて良かった。自分も実力を出せたと思う」と笑顔を見せた。

 全国の選手が一斉に射る進行方法に、嘉味田は「緊張感がある。その中でどれだけ練習通りにできるか。後輩たちにはそれに耐えるメンタル力も磨いて挑んでほしい」と成長を期待した。

全集中で的を射た宜野湾の(左から)内間安哉、嘉味田朝成、宮城大樹、知念拓人=20日、福井県の鯖江市東公園陸上競技場