沖銀アプリで募金OK 那覇市社協、受け入れ開始


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沖縄銀行スマホアプリ「おきぎんSmart」での募金受け入れ開始を報告する那覇市社会福祉協議会の新本博司会長(右から2人目)と同行本店営業部の石川尚三部長(同3人目)ら=7日、那覇市の同協議会

 那覇市社会福祉協議会(新本博司会長)は社会貢献事業の「ちばりよーな~ふぁ募金」と「な~ふぁゆいまーる募金」で、沖縄銀行(山城正保頭取)が提供するスマートフォンアプリ「おきぎんSmart」の募金機能を活用した募金受け入れを7日から開始した。送金手数料無料。「1回募金」と「毎月定額募金」が選択でき、利用者からはアプリによって利便性が高まった、などの声が寄せられているという。

 同協議会による「ちばりよーな~ふぁ募金」は市の子ども食堂など生活困窮世帯への食料支援活動に充てられる。「な~ふぁゆいまーる募金」は高齢者の居場所づくりや、かかりつけの病院や緊急連絡先などを記入し、搬送時などに迅速に医療情報を伝えることができる緊急医療情報キット配布事業などに役立てられている。

 7日、同協議会で行われた開始セレモニーで新本会長は「二つの募金が協議会の目玉となるよう取り組み、那覇市の地域福祉に尽力する」と語った。

 沖縄銀行本店営業部の石川尚三部長は「アプリは若い世代を中心に利用されており、募金活動につなげてもらいたい。今後も情報発信に努める」と語った。