県発展に尽力の6氏たたえる 琉球新報賞贈呈式


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第57回琉球新報賞を受賞した(左から)佐久本嗣男氏、安次富順子氏、大嶺千枝子氏、宮城征四郎氏、湧川昌秀氏、宮城弘岩氏=17日夜、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 琉球新報社は17日、第57回(2021年度)琉球新報賞の贈呈式を沖縄県那覇市泉崎の琉球新報ホールで開いた。経済・産業功労、社会・教育功労、文化・芸術功労、スポーツ功労の各分野で活躍し、県の振興や発展に貢献した6氏の功績をたたえ、賞状と記念品を贈った。

 受賞者は宮城弘岩氏(沖縄物産企業連合会長)=経済・産業功労、湧川昌秀氏(元沖縄ガス会長)=経済・産業功労、宮城征四郎氏(群星沖縄臨床研修センター名誉センター長)=社会・教育功労、大嶺千枝子氏(元県看護協会会長)=社会・教育功労、安次富順子氏(琉球料理保存協会理事長)=文化・芸術功労、佐久本嗣男氏(劉衛流龍鳳会会長)=スポーツ功労=の6氏。

 贈呈式で琉球新報社の玻名城泰山社長は「心より敬意と感謝を伝えたい。これからも各分野においてリーダーとして、ますますの活躍と後進の指導をお願いしたい」とあいさつした。

 同社の糸数淳専務は来賓の玉城デニー知事のあいさつを代読し、「受賞は長年の功績が高く評価されたものだ。受賞者の皆さまには、引き続き県勢発展のため力添えをたまわりたい」と受賞者をたたえた。