沖縄MaaS 実証期間延長 来年3月31日まで


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沖縄MaaS事業で利用が可能となった沖縄都市モノレールのQRコードチケットをかざす関係者=2020年12月、浦添市のてだこ浦西駅

 IT(情報通信技術)を使った観光・交通の利便性を高める次世代サービス「沖縄MaaS(マース)」実証事業について、同事業連携体(代表会社・沖縄都市モノレール)は、3月から実施している第2段階のサービス実証期間を、2022年3月31日まで半年間延長する。

 第2段階は、交通事業者や観光施設の電子チケット取り扱いを、離島も含めた県内全域に拡大し、目的地への経路検索なども可能となった。

 9月30日を期限にサービスを実証するとしていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で離島の事業者を中心に実証実験が困難となり、本格実施に向けた適正な判断ができないとして延長を決めた。