SDGsと校則の関連は? 身近なニュースで学ぶ 糸満・西崎中でワークショップ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
SDGsが掲げる17の目標と記事を照らし合わせる生徒ら=9月16日、糸満市西崎の西崎中学校

 【糸満】沖縄県糸満市西崎の西崎中学校2年6組で9月15、16日の2日間、国連の持続可能な開発(SDGs)に関するワークショップ「ニュース&SDGsひもづけゲーム」が実施された。分散登校期間中のため、2日に分けて開催し、16日は10人の生徒が参加した。「SDGs未来ラボ」の阿部昭彦代表理事が講師を務めた。ゲームを通してSDGsを身近な社会的課題と結び付け、理解を深めた。

 生徒たちは、本紙が報じた校則に関する特集面の中から関心のあるトピックを選び、SDGsの17の目標と照らし合わせた。

 多くの生徒は県内学校で眉ぞりが禁止される一方、眉毛がつながっていることが理由でいじめに発展している実態もあると報じた記事を選んだ。SDGsの目標のうち、公正や平等などをうたう目標と結び付けた。

 高取李丞(りんすけ)さん(13)は「あんまりニュースを見たことがなかったけど、意外と身近な話題でびっくりした。少しはニュースを見てみたい」と話した。