沖縄選出の大臣「心強い」 玉城知事、基地問題解決を内閣に要望


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玉城デニー知事(資料写真)

 玉城デニー知事は4日、岸田新内閣の発足に「総理の強いリーダーシップの下、さまざまな課題の解決に取り組まれることを期待する」とのコメントを発表した。県選出の西銘恒三郎氏が沖縄北方担当相に就いたことに「沖縄選出議員として大臣に就任され、大変心強く感じている」と述べ沖縄振興策の展開について配慮を期待した。

 沖縄基地負担軽減担当相を兼ねる松野博一官房長官には「沖縄の振興と併せ、名護市辺野古の新基地建設問題をはじめ、基地負担軽減にも尽力をしてほしい」と求めた。

 玉城知事は「岸田文雄氏の第100代首相就任と新内閣の発足を、心からお祝い申し上げる」とし、退任した菅義偉前首相らには「沖縄振興や基地負担軽減、コロナ対策などに力を尽くしてもらい、感謝申し上げる」と述べた。