選挙ムード盛り上がると会合も増える…衆院選での感染再拡大を懸念 沖縄県「注意して」


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 衆院選は19日公示、31日投開票の日程で行われる見通しとなった。新型コロナウイルス下で県内全域が対象となる選挙は、昨年の県議選以来となる。

 今年1月の宮古島市長選では選挙関係者の感染が複数確認され、8月の与那国町長選ではクラスター(感染者集団)も発生した。

 緊急事態宣言は解除となったものの、過熱する選挙戦が要因でコロナ感染が再拡大しないよう、注意が必要だ。

 宮古島市は今月24日に市議選の投開票(17日告示)が予定され、31日の衆院選投開票まで2週連続で選挙が続く。

 市長選があった1月は市内で流行が広がり、今回も感染再拡大への懸念がくすぶる。

 コロナ対策を担う県の糸数公医療技監は「なるべく集まらないことが一番だが、選挙のムードが盛り上がると会合も増える。ぜひ注意していただきたい」と呼び掛けた。