世界遺産・勝連城跡向かいに「あまわりパーク」開館 新たな観光拠点に


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あまわりパークの中庭で現代版組踊「肝高の阿麻和利」を披露する地元の中高生ら=14日、うるま市勝連南風原の同施設

 【うるま】世界遺産勝連城跡の歴史などを紹介する沖縄県うるま市の文化観光施設「あまわりパーク」が14日、うるま市勝連南風原の勝連城跡向かいにオープンした。今後は物販や飲食施設の整備を進める。

 オープニングセレモニーでは、地元の中高生らによる現代版組踊「肝高の阿麻和利」が披露され、華やかに開館を祝った。セレモニーではメイン施設の歴史文化施設が紹介された。

 中村正人市長は「歴史文化を発信する中心的役割を担う施設で、うるま市の魅力を発信する場になっている。新たな観光拠点にしていきたい」と語った。

 施設は市が進める「勝連城跡周辺整備事業」の一環で整備。開館時間は午前9時~午後6時。オープンを記念して、勝連城跡を含めた観覧料を12月末まで無料にする。