マナティーすくすく 沖縄美ら海水族館が赤ちゃん公開


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母親に寄り添い、ゆったりと泳ぐマナティーの赤ちゃん=15日午後、本部町の沖縄美ら海水族館(喜瀨守昭撮影)

 【本部】本部町の沖縄美ら海水族館で生まれたマナティーの赤ちゃんのお披露目が15日から「マナティー館」で始まった。生後4カ月で全長131センチ、体重42キロの雄。母親の「マヤ」に見守られながら元気に水槽内を泳ぐ姿に来場者から「かわいい」との声が上がった。

 

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 生後3週間でマヤの母乳が出にくくなり、一時生育が心配されたが、飼育係による人工ほ乳のほか、自分でもカボチャや白菜などの餌を食べるようになり、順調に育っているという。

 飼育係の真壁正江さんは「しぐさがとてもかわいらしい時期なので、早めに見に来てほしい」と呼び掛けた。大阪から両親と観光に訪れた貫名(ぬきな)篤人ちゃん(5)は「かわいくて好きになった」と笑顔を見せた。