沖縄4社に国の「えるぼし」認定 女性の活躍推進を評価 九州・沖縄地区で最多交付


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沖縄労働局の西川昌登局長(左から2人目)から「えるぼし」認定を受けた仲本工業の仲本豊社長(左端)と拓南本社の古波津昇社長(右から2人目)、JTB沖縄の杉本健次社長=13日、那覇市

 沖縄労働局(西川昌登局長)は13日、女性の活躍推進への取り組みが優良な企業として、仲本工業(沖縄市)とJTB沖縄(那覇市)、拓南本社(同)、西原グリーンセンター(西原町)の4社に厚生労働省が認める「えるぼし」認定を交付した。

 今年1~6月で全国194件が新たに認定された。このうち沖縄は4件で、九州・沖縄地区では最多となった。

 交付式に出席した仲本工業の仲本豊社長は「社員をきっちり育成・確保するために、女性の活躍推進は大きなテーマだ。今後、男性社員も含めて働きやすい職場づくりに取り組んでいきたい」と述べた。

 JTB沖縄の杉本健次社長は「優秀な女性が活躍できる場として、リモートワークの推進や短時間勤務をしやすくしてきた。今後もさまざまな取り組みを推進していきたい」と話した。

 拓南本社と西原グリーンセンターの古波津昇社長は「労働時間の短縮や定時に退社できるシステムの構築に取り組んできた。これからも女性の活躍を推進していきたい」と語った。