華やかな力作一堂に りゅうぎん紅型展がパレットくもじで開幕


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 山城 祐樹
第30回りゅうぎん紅型デザインコンテストの受賞者ら=19日、那覇市民ギャラリー

 「第30回りゅうぎん紅型デザイン展」(琉球銀行主催、琉球新報社共催、日本トランスオーシャン航空協賛)が19日、那覇市のパレットくもじ6階那覇市民ギャラリーで始まった。24日まで。

 「第30回りゅうぎん紅型デザインコンテスト」で一般枠の大賞を受賞した吉濱愛さん(40)=浦添市=の「生命のゆりかご」や、20歳以下の学生が対象の未来枠で優秀賞を受賞した與那嶺莉来さん(18)=首里高3年=の「願い」など、受賞作8点を含む全応募作品46点と過去の受賞作46点が展示されている。入場無料。

 同日午前、表彰式が同ギャラリーで開かれ、受賞者8人が表彰された。吉濱さんは「日々積み上げてきたものが評価されて光栄に思っている」と喜びを語った。與那嶺さんは「高校卒業後は、学んだ紅型を生かしてインテリアを学びたい」と今後の抱負を語った。デザイン展は午前10時から午後7時(最終日は午後5時まで)。