「4位以内を目指す」 FC琉球・喜名新監督が抱負【動画あり】


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シーズン途中からFC琉球の監督に就任し、会見に臨む喜名哲裕氏(右)。左は廣﨑圭副社長=22日午後、那覇市の県体協スポーツ会館

 サッカーJ2のFC琉球は22日、沖縄県那覇市の県体協スポーツ会館で喜名哲裕新監督の就任記者会見を開いた。今季残り8試合の指揮を執る喜名監督は「4位以内を目指す」と抱負を述べた。廣﨑圭副社長は「選手と毎日コミュニケーションを取っていて、特徴や欠点をよく分かっている。チームは今、なかなか点が取れていない。攻撃の部分を引き出してもらえるだろうと思っている」と期待した。

 喜名監督は那覇市出身の44歳。J選手として1995年から99年まで名古屋グランパスエイトでプレー。その後、FC東京や大宮アルディージャなどを渡り歩いた。2016年からFC琉球トップチームコーチ、2017年からヘッドコーチを務めていた。記者会見で「今いる選手、スタッフ、みんなでこの状況を乗り越えたいという強い思いがあり、監督就任を引き受けた」と受諾について説明。「チームをさらに前進させ、アグレッシブで躍動感のあるスタイルをピッチで表現し、サポーターや将来を担う子どもたちに勇気と感動を与えたい。みんなが笑顔でスタジアムを後にできるように、しっかり結果と内容にこだわってトライしたい」と語った。会見には県サッカー協会の与那覇実会長も同席した。