衆院選沖縄2区 新垣邦男氏最後の訴え


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必勝を誓い、気勢を上げる新垣邦男候補ら=30日午後5時34分、宜野湾市長田

 選挙戦を通じ、照屋寛徳先生が「ウチナーンチュの誇りと尊厳を守る」と言ってきた本当の意味が分かった。県民の思いを通して政治をすること、「駄目なものは駄目だ」という県民の声が大事だ。安倍・菅政権の後に岸田政権が続いた。人権を無視して民主主義を壊そうとする。数の力で戦争できる国づくりを進める。やりたい放題だ。この政権にこれ以上、任せられない。沖縄から政治を変えていこう。基地問題について、国政で言うべきことを言っていく。県民の暮らしをどう立て直すかも重要だ。皆さまの意見を聞いて、真剣に政治で解決していく。長年、地方自治に携わってきた経験を今後は国政で生かしていく。託してほしい。

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 照屋寛徳選対本部長 選挙戦突入以来、皆さんに昼夜問わず、奮闘してもらった。私はつえを突いたタンメー(おじいさん)だが、29日に期日前投票を終え、一日中、依頼の電話をかけまくった。多くの有権者が「新垣邦男とともに、新しい平和で豊かな沖縄の未来を切り開いていこう」と語っていた。今度の選挙は必ず新垣氏が当選を果たす。よろしく。

 新垣邦男(あらかき・くにお) 1956年6月19日生。北谷町出身。日本大卒。前北中城村長。