名護市長「基地の反対、賛成で選ぶという基準が変わった」 辺野古抱える沖縄3区の結果受け


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渡具知武豊名護市長

 沖縄3区で自民新人の島尻安伊子氏が、名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力で立民前職の屋良朝博氏を破り、当選を確実にしたことについて、渡具知武豊名護市長は31日、「名護市が抱えている課題について、市民の理解が広がっている」と喜んだ。

 「来年3月で沖縄振興特別措置法が切れるが、自民公明の連立政権だから、子育て支援など予算を確保できると理解してもらえた」と述べた。新基地建設を巡り「3区の問題は基地問題だけではない。(基地問題への)賛成、反対で国会議員を選ぶという基準が変わってきている」と語った。