西銘沖縄相「民意の表れだ」 沖縄選挙区の自民2勝に


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会見する西銘沖縄担当相

 【東京】西銘恒三郎沖縄担当相は2日の閣議会見で、衆院選の沖縄選挙区で自民党候補が前回選挙から1議席増やし、4区で当選した自身も含めて2議席を獲得した点について「民意の表れだ」との認識を示した。

 西銘氏は、記者団から選挙結果への受け止めを問われ、「個別の選挙結果へのコメントは差し控える」とだけ述べた。

 その上で、米軍普天間飛行場の移設が予定される名護市辺野古を含む沖縄3区で自民党から出馬した島尻安伊子氏が議席を奪還するなど、自民党の議席が選挙前の1から2に上積みされた点に「民意の表れだ」と述べた。

 今後、議論が本格化していく来年度以降の沖縄振興計画の策定については、「内閣府で基本方向が示されている。それにのっとって着実に進めていく」と述べるにとどめた。