粟国―那覇間の航空運賃、村が一部補助へ 来島者増加狙い


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粟国島と那覇を結ぶ第一航空のプロペラ機=2021年7月、粟国空港(粟国村提供)

 【粟国】粟国村議会は9月定例会で、第一航空(大阪府、西洞院満寿美社長)の粟国―那覇路線の航空運賃を村が一部補助する議案を可決した。これを受け、第一航空は10月25日から一部運賃を改めた。

 満12歳以上の大人・シニアと身体障がい者の普通運賃は6千円減の8千円、満3歳以上の小児は3600円減の4900円となった。島民割引の値段は変わらない。新料金は来年3月23日まで継続する。次年度以降も事業を更新し、値下げを維持する予定。

 村は運賃の負担軽減で、仕事や旅行で訪れる来島者の増加を図る。