キリンビールが観光支援で沖縄県に寄付 九州限定一番搾りデザイン缶売り上げの一部


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宮城嗣吉部長(左から2人目)に目録を手渡す西原幹彦支社長(同3人目)=12日、県庁

 キリンビール(東京)は12日、4~5月に限定販売した一番搾りの「九州『良いとこ』発見旅!!」デザイン缶の売り上げから、32万3124円を沖縄県に寄付した。同社は九州・沖縄各県の観光や文化事業を支援しようと、販売1本につき5円を寄付するプロジェクトに取り組んでいた。

 県庁で贈呈式があり、キリンビールの西原幹彦沖縄支社長が県文化観光スポーツ部の宮城嗣吉部長に目録を手渡した。

 西原支社長は「沖縄は社会貢献に積極的な企業も多く、販売数は8800ケースに上った。観光業の支援に活用してほしい」と述べた。宮城部長は「(新型コロナから)少しずつ日常が戻ってきた。花のカーニバルのプロモーション費用に活用する」と感謝した。