子どもたちの健やかな成長を願う七五三祭が15日、那覇市若狭の波上宮であった。着物やスーツを着た子どもたちを連れた家族が記念撮影をするなど、微笑ましい雰囲気に包まれた。
本殿では晴れ着をまとった子どもたちの健康祈願が行われた。子どもたちは宮司からお清めを受けた後、受け取った玉串をささげ、手を合わせた。
琉那さん(7)と健吾(4)ちゃんを連れて訪れた父の城田周一さん(47)は「成長をお祝いしたい思いで参拝した。喜びはひとしおだ」と笑みを浮かべた。母の涼子さん(44)は子どもたちについて「大きくなるのが早いな」と話し、感慨深げだった。
浦添市の野々村早恵ちゃん(3)は、鮮やかなピンク色の着物が着れたことについて「うれしい」と満足気に答えた。母の有紀子(31)さんは「健康に育ってくれてうれしい」と目を細めた。