東京五輪金のバレー仏代表 「沖縄のおもてなし完璧だった」合宿地にお礼


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五輪金メダル獲得を報告した桑江朝千夫市長(右端)から花束で祝福されるフランス男子バレーのロラン・ティリ監督(中央)=15日、沖縄市役所

 【沖縄】東京五輪の男子バレーボールで金メダルを獲得したフランスのロラン・ティリ監督らが15日、事前合宿をした沖縄市を訪ね、桑江朝千夫市長らと市役所で面談した。桑江市長は「わが国の優勝のように喜んでいる」と祝意を伝え、ティリ監督は「皆さんのおかげでメダル獲得できた」と礼を述べた。

 ティリ監督は沖縄市での合宿について「施設や沖縄の人々のおもてなしと、全てが完璧だった」と振り返った。新型コロナウイルスの影響で地元との交流ができなかったことを惜しんだが、沖縄市をサブホームタウンとし、自身が監督を務めるパナソニックパンサーズの合宿地になっていることに触れ「深いつながりができた。沖縄をホームだと思っている」と話した。

 桑江市長は「市として誇りに思っている。今後もフランスがこの街とお付き合いいただけるとうれしい」と話した。スマートフォンの翻訳機能を使い、フランス語で「また後でね」と伝え、再会を約束した。