古葉元監督の尽力に大変感謝 広島キャンプ地の沖縄市も訃報に惜しむ声


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
沖縄入りし歓迎される広島東洋カープのメンバー=2019年2月、那覇空港(資料写真)

 【沖縄】広島カープ元監督の古葉竹識さんの訃報に、春季キャンプ地・沖縄市の関係者からも別れを惜しむ声が相次いだ。

 古葉さんが監督を務めていた82年に沖縄市でのキャンプが始まった。市議会では毎年キャンプシーズンに議員や市幹部がカープのウインドブレーカーを着用してチームにエールを送るなど、行政や経済界を挙げて応援してきた。

 広島東洋カープ沖縄協力会の宮里敏行会長は「古葉元監督には沖縄市のカープキャンプ受け入れの際にご尽力をいただいた。それが今も続いており、大変感謝している。故人のご冥福をお祈り申し上げる」とコメントした。沖縄市観光物産振興協会の島袋隆会長は「2016年から球団初のリーグ3連覇を果たした背景にも、古葉さんの教えが脈々と受け継がれていたことがあると思う。カープの活躍でキャンプ地も脚光を浴びる。古葉さんの功績を無にせず今後もカープを支援し、つながりを強化していきたい」と語った。