喜友名、4連覇かけ決勝進出 あす前人未踏に挑む 空手世界選手権


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世界選手権で決勝進出を決めた喜友名諒(資料写真)

 空手の世界選手権第3日は18日、ドバイで男子個人形の予選ラウンドを行い、史上初の4連覇を目指す喜友名諒(興南高―沖縄国際大出、劉衛流龍鳳会)が決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。20日に行われる決勝の相手はダミアン.キンテロ(スペイン)で、金メダルを獲得した今夏の東京五輪と同じ顔合わせとなった。

 予選ラウンド1回目で8組に登場した喜友名は、オーハンで出場選手中最高の27.86を獲得して通過した。4組に入った同2回目はアーナンで26.52、準決勝となる同3回目は2組に入りアーナンダイで27.0を記録。いずれも組1位の点数で決勝に駒を進めた。

 決勝で対戦するキンテロの点数は、予選1回目から順にクルルンファで26.82、スーパーリンペイで27.2、アーナンダイで27.28だった。