久米島町長選 副議長の吉永氏が出馬表明 来年4月投開票


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吉永浩氏

 【久米島】2022年4月17日投開票の沖縄県久米島町長選挙に出馬の意向を示していた同町議会の吉永浩副議長(41)が22日、立候補を正式に表明した。吉永氏は「各種産業に稼ぐ力を付け、若い世代や女性が活躍できる島にしたい。ポストコロナを見据えたデジタル化推進による町づくりや、議会・行政改革などに取り組みたい」と述べた。

 吉永氏は1980年5月2日生まれ、町真我里出身。県立看護大卒業後、2003年に保健師として町役場に採用され、福祉課に勤務。15年3月に退職し、同11月の町議選で初当選した。現在2期目。19年12月から副議長を務める。大田治雄町長には「是々非々」の立場を取っている。

 町長選を巡っては、大田町長が勇退の意向を固めており、桃原秀雄副町長が出馬を検討している。早ければ年明けにも正式表明する見通し。町長選は06年以降、無投票が続いており、今回2氏が出馬すれば16年ぶりの選挙戦となる。