那覇文化芸術劇場「なはーと」こけら落とし4日から 大劇場で「TSUNAGU」塩田千春さん展覧会も


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なはーとのこけら落とし公演「TSUNAGU.V」をPRする同劇場の村上佳子さん(左)、丸正印刷の平良優介さん=11月30日、那覇市の琉球新報社

 那覇市久茂地に開館した那覇文化芸術劇場なはーとのこけら落としが4日始まる。同日午後2時から市指定無形民俗文化財の芸能などを披露する公演「TSUNAGU(つなぐ).V」が大劇場で開催される。なはーと職員の村上佳子さんと「TSUNAGU」の運営を受託する丸正印刷の平良優介さんが11月30日、琉球新報社を訪れ、来場を呼び掛けた。村上さんは「伝統を継承する大切さや難しさに焦点を当てた演出にしている」と話した。

 共用ロビーや小スタジオなどでは、アーティスト塩田千春さんの展覧会「いのちのかたち」が12月4日から来年2月20日まで開催される。展覧会の関連企画として、12月5日午後4時半から共用ロビーで「アンサンブル那覇」の演奏会が催される。

 TSUNAGUは入場無料、申し込み不要。問い合わせは丸正印刷(電話)098(835)8181(平日午前9時~午後5時)。「いのちのかたち」は小スタジオのみ有料(一般300円)、ほかは無料。5日の演奏会は無料。問い合わせは、なはーと(電話)098(861)7810。