宮古で県記録トカジャー


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
29日、宮古島トゥリバーで69.5センチ・4.34キロのトカジャーを釣った仲原竜也さん

 宮古島在住の仲原竜也さんは、最近はフカセ釣りにハマっている。地元の釣具店「海坊」でのフカセ釣りダービーにも参加して60センチのトカジャーを釣り、トップの成績だった。さらなる大物を狙って、11月29日夕方からトゥリバー海岸に釣りに出掛けた。

 ポイントに着いて撒(ま)き餌をしながら潮の流れや魚の様子を見ていると、1匹の大きなトカジャーが撒き餌に反応し、海面近くまで浮いたりすることを確認。撒き餌に同調させるように仕掛けを流していると、ウキが消し込み、沖に向かって20メートルほど魚が走った。リールのドラグを閉めると、今度は手前に向かって走り出した。必死にリールを巻き、テトラに逃げ込まれないようにやり取りをして、足元まで寄せることに成功。しかし、中々水面まで浮かすことができず、苦戦していると、隣の釣り人が駆けつけて、タモ網に収めてくれた。これが県記録となる69.5センチ、4.34キロのトカジャーで、地元の宮古島で県記録の魚を釣り上げることができたことを喜んだ。

 11月21日、通称「那覇一文字第0.5番」を会場に第4回沖縄遊志会親睦釣り大会が開催された。

▽1位 湧川朋憲 1.03 イラブチャー トカジャー
▽2位 小浜和也 0.95 アーガイ
▽3位 岸本学 0.56 イラブチャー
▽4位 大城一浩 0.3 ヒロサー

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

11月21日、本部海岸で61.5センチ・3.36キロのトカジャーを釣った亀山朝次さん
25日、那覇一文字で45.8センチ・1.69キロのイラブチャーを釣った喜納星空さん

26日、西洲で45センチ・1.69キロと44センチ・1.78キロのガラサーミーバイを釣った上原章弘さん
18日、泡瀬海岸で53.5センチ・2.84キロのチンシラーを釣った喜友名翔平さん

21日、第4回沖縄遊志会親睦釣り大会に参加した皆さん

29日、糸満海岸で45センチ・1.4キロを筆頭に4匹のチヌを釣った平良英雄さん
16日、小浜島一文字で112.5センチ・20.34キロのロウニンアジ、77.5センチ・6.04キロのカースビー、63センチ・3.16キロのタマン他を釣った渥美祥樹さん(中央)

25日、浜比嘉島で65センチ・3.5キロと60センチ・2.7キロのタマンを釣った時田修平さん
20日、スーガマーで131センチ・33キロのアーラミーバイをハリス7号のテンヤ仕掛けで釣った富田正利さん(漣太丸)
27日、宜野湾海岸で1.82キロのクブシミを釣った添田拓人さん