うるまPFASの分析結果の公表求め抗議 沖縄防衛局「調整中」と回答


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  うるま市島ぐるみ会議は10日、同市昆布の米陸軍貯油施設から有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)を含む消火用水が流出した事故を巡り、沖縄県の分析結果では国の暫定指針値の1600倍に上るPFASが検出されたことを受けて、沖縄防衛局を訪れ抗議した。国、県、米軍が結果を公表していないことから、貯水槽のPFAS含有量の分析資料を早急に公開することなどを求めた。同会議によると、対応した沖縄防衛局職員は公表について「調整中」との回答を繰り返した。