現金10万円給付の検討 豊見城・南風原・糸満・名護でも


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 国が実施する18歳以下の子どもへの10万円給付について沖縄県豊見城市議会は14日、全額現金で年内を含め可能な限り早急に給付するよう求める決議案を野党が提出し、全会一致で可決した。南風原町と糸満市も同日の議会で全額現金給付を検討していると明かした。国の動向によっては変更が生じる可能性もある。

 山川仁豊見城市長は仲田政美氏の一般質問に「5万円は今月24日に給付するよう対応している。残り5万円も国の正式な通知などを注視しながら、年明けにも給付できるように取り組みたい」と述べた。

 糸満市は振り込みを2回に分けて、年内に全額現金給付できるかも含めて調整している。玉城哲郎氏の質問に金城満福祉部長が答えた。

 また名護市は全額10万円を現金で給付する方向で検討している。
 (比嘉璃子まとめ)