愛称「美らヤシパークオキナワ」に決定 東南植物楽園 公募795件から伊藤さん作品採用


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愛称を決定した理由を説明する東南植物楽園の宮里高明園長(左)=15日、沖縄市の同園

 【沖縄】沖縄市知花の東南植物楽園は15日、園の愛称を「美らヤシパークオキナワ」に決定したと発表した。公募795件の中から、東京都在住の伊藤満之さんの作品が採用された。ヤシの木に囲まれた園の特徴が盛り込まれた上に、親しみやすいことが採用の理由という。

 園内で発表した宮里高明園長は「新しい愛称となり、前向きに素晴らしい空間が提供できるよう営業していく」と意気込んだ。採用された伊藤さんは「沖縄をイメージでき、美しさや親しみを感じられる思い」を込めたとのメッセージを寄せた。

 今年で日本復帰50年を迎えることを機に「親しみを持ち身近に感じる観光施設」として愛称を公募していた。今後の園の名称は「美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園」とする。園は、約1300種類の植物が観賞できる日本最大級の屋外型植物園で、1968年に創立された。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、17日から時間を短縮して営業する。

(金良孝矢、写真も)