サッカーJチーム 続々沖縄にキャンプ入り コロナで見学非公開も


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キャンプをスタートさせた北海道コンサドーレ札幌の小野伸二(左端)ら=16日、金武町陸上競技場(大城三太撮影)

 サッカーのJチームが続々と沖縄入りし、キャンプが徐々に本格化している。16日には北海道コンサドーレ札幌(J1)が金武町のグラウンドでの本格的なトレーニングを始動させ、午前と午後に2時間ほど汗を流した。気温は19度。時には日差しも照りつける格好のキャンプ日和となり、選手はストレッチやフィジカルトレーニング、ボールを使った動きで体をほぐした。県内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることから練習は一般非公開となった。

 元日本代表で、FC琉球にも所属した小野伸二も元気な姿を見せ、リラックスした様子でボールを蹴り込んだ。小野は「いろんな面でコロナの影響があると思うが、僕たち選手がしっかりとコンディションを整え、開幕に向けていい調整をしていきたい」と意気込みを述べた。

 17日には、FC琉球から移籍したDF知念哲矢(石田中―長崎総合科学大付高―近畿大出)が所属するJ1の浦和レッズ、日本代表の長友佑都がいるFC東京、京都サンガ、サガン鳥栖、J2の町田、長崎など6チームが沖縄入りする。

 J1、J2の15チームが沖縄でキャンプを予定しているが、浦和や京都、鳥栖も一般非公開を決めた。(大城三太)