大規模災害時の警察施設を確保 嘉手納署と町が協定


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大規模災害時に備えた協定を結ぶ嘉手納署の金城太署長(左)と當山宏嘉手納町長=嘉手納町役場

 【嘉手納】嘉手納署(金城太署長)はこのほど、地震や津波などの大規模災害時に同署が被災し使用不可能となった場合に備え、代替施設として嘉手納町ロータリープラザ2階研修室・和室を使用する協定を嘉手納町と結んだ。

 締結式で當山宏嘉手納町長は「災害時の地域住民の安全安心確保には、警察署の機能維持が重要だ。それに寄与する協定が締結されたことは意義深い」と話した。

 金城署長は「警察施設そのものが被災する可能性があり、代替施設の確保は喫緊の課題だ。統制された指揮の下、的確な災害救助活動を行い災害対策をより強化することができる」と感謝を述べた。

 (石井恵理菜)