金武中、ものづくりで特別賞を受賞 ロボット製造、技術競う 全国大会


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審査員特別賞を受賞した宮城海さん(左)と伊藝ゆいかさん(県技術家庭科研究会提供)

 第21回全国中学生創造ものづくり教育フェア(全日本中学校技術・家庭科研究会)が1月22日、オンライン上で開催された。県内からは九州大会を勝ち抜いたドクダミ(金武中)、フルーツビスケット(西原東中)、あげなMER(あげな中)の3チームが出場し、ドクダミが審査員特別賞を受賞した。

 大会は技術・家庭科の授業で学習した経験を生かしてロボットを設計、製造し、成果の発表を通して知識や技術の向上を図ることが目的。ロボットでボールを回収したり、集めたボールを的に当てたりする競技など5部門で実施した。

 ドクダミの宮城海さん(12)は「ロボットがうまく動くように調整するのが大変だった。受賞できてうれしい」と喜んだ。入賞を逃したフルーツビスケットの玉那覇吉直さん(12)は「動画部門に出場し、納得いくまで作品を取り直した」と振り返った。あげなMERの大城美琴さん(15)は「九州代表として最後まで諦めずチーム全体で取り組めた」と話した。
 (名嘉一心)