八重山保健所、個人情報210人分紛失 コロナ関連など 一斉廃棄で混入か


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沖縄県庁(資料写真)

 沖縄県は18日、八重山保健所内で新型コロナウイルスと結核関連の個人情報書類210人分が紛失したと発表した。

 関連書類が所外に持ち出された形跡や外部流出は確認されていないという。

 県によると、紛失した書類には患者の氏名や年齢、住所、電話番号のほか、症状が記載されている。昨年12月16日に紛失に気づき、今年1月28日にはさらに捜索範囲を広げ探し続けたが見つからなかったという。

 八重山保健所では、昨年11月29~30日に書類の一斉廃棄を行っており、紛失した書類も廃棄された可能性が高いという。

 (嘉陽拓也)