首里城を幻想空間に…龍潭ライトアップ、ものづくり体験も 3月、沖縄県が多彩な催し


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首里城復興イベント「首里城への想い」をアピールする県都市公園課の(左から)又吉千秋さん、六車こほさん=18日、琉球新報社

 本年秋から本格化する首里城の復元工事を前に県は3月、首里城公園と国頭村で復興イベント「首里城×国頭村 首里城への想い」を開催する。龍潭にLEDライト約2千個を浮かべる「天の川(てぃんがーら)プロジェクト」など「首里城幻想空間」と題したナイトタイムコンテンツのほか、ものづくり体験、地域交流イベントを行う。龍潭のイベントは全国各地でライトアップイベントなどを行う「天の川プロジェクト」によるもので県内初。秋に予定される正殿着工前には「木曳式」に倣ったイベントなどを実施予定で3月はプレイベントの位置づけ。

 首里城幻想空間は3月4~6の3日間、午後6時半から9時10分まで龍潭、首里城でライトアップされる。下之御庭などでは琉球芸能公演が3回ある。5、6日は那覇市首里の中城御殿跡で旗頭演舞がある。

 ものづくり体験イベントは中城御殿跡と国頭村奥間の道の駅ゆいゆい国頭で3月5、6、12、13の4日間、漆喰シーサーづくりと県産木材を使用したものづくり教室が行われる。

 琉球芸能公演とものづくり体験イベントは事前予約制で申し込みは22日まで。ウェブサイトは(https://shurijo-event.jp/)から。電話は午前10時~午後5時(電話)050(5491)3431。