久米島町長選、大道敦氏が出馬表明 4月17日投開票


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大道敦氏

 【久米島】久米島商工会会長の大道敦(おおみち・あつし)氏(64)が24日、4月17日投開票の久米島町長選に立候補することを正式に表明した。町真謝で開いた出馬会見で、「島の産業を発展させ、経済をV字回復させたい。高速船導入などで年間の観光客数20万人を目指す。女性や若者が活躍できる新たな部署を役場に設置したい」などと述べた。

 大道氏は1957年9月7日生まれ。町儀間出身。久米島高卒。理美容室経営などを経て、2001年に化粧品製造のポイントピュールを創業。21年6月から久米島商工会会長。

 任期満了を迎える大田治雄町長(66)が今期限りで引退することを表明している。町長選は大道氏のほか、副町長の桃原秀雄氏(62)が大田氏の後継として出馬を予定し、町議会副議長の吉永浩氏(41)も立候補を表明している。

 久米島町長選は3期続けて無投票当選が続いており、16年ぶりの選挙戦が見込まれる。
 (照屋大哲)