「安全保障、沖縄に役割」自民党が運動方針に明記


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
自民党本部

 【東京】自民党は25日に取りまとめた「2022年の運動方針案」で、沖縄の日本復帰50年について触れ、「安全保障上においても重要な役割を担う沖縄のさらなる発展に向け全力で取り組む」と明記した。

 岸田文雄首相が政府方針とする「強い沖縄経済の実現」を目指す考えも示した。

 運動方針案のタイトルは、「信頼と共感の政治、皆さんとともに。―参院選に勝利し、コロナ後の未来へ―」。前文で「復帰50年の節目の年」とし、国境離島を抱える沖縄の安全保障面での重要さを協調した。

 「参議院選挙必勝に向けた党活動」と題した項目では、9月に玉城デニー知事が任期満了を迎える県知事選に触れ、1月の名護・南城市長選での自民党系候補の勝利を「知事選挙の大きな弾みとなった」とした。
 (安里洋輔)