護得久先生、女性サロンで「チャメー!」 仲座さんとギャグ応酬


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歌とトークで会場を沸かせる護得久栄昇さん(左)とハンサム仲座健太さん=2日、那覇市泉崎の琉球新報ホール(喜瀬守昭撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い延期されていた第96期「新報女性サロン」第1回講座が2日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開催された。大御所風民謡歌手として活躍する護得久栄昇さんと、お笑いコンビ「ハンサム」の仲座健太さんが登壇し、歌とトークで来場者を笑顔にした。

 護得久さんは「一番弟子」の前川守賢さんから「もらった」と主張する「愛さコーヒー節」、デビュー曲の「愛さ栄昇節」、新曲の「コロナチンダミ節」の3曲を披露。歌詞を一部間違えながらも生歌で熱唱し、会場を沸かせた。

 仲座さんとの掛け合いの中、護得久さんの持ちギャグ「チンダミするよ」「チャメー!」などが随所で飛び出し、笑いの絶えない講座となった。

講師に拍手を送る女性サロンの会員ら

 仲座さんは、出身地である南風原町喜屋武の魅力も存分に語った。屋号が根付き、綱引きに熱狂するなど昔ながらの風土が残る同地域。「威張っているけれど、隙があって愛される先輩」がたくさんいると説明し「『護得久栄昇』のキャラクターは先輩の集合体だ」と明かした。

 仲座さんは妻や娘2人とのエピソードも語り、地元と家族愛を強調した。

(稲福政俊)