東恩納、一般の部で1位通過 ミッドシニアは仲松が首位 全琉アマゴルフ第2日


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 第60回全琉アマチュアゴルフ選手権(主催・県ゴルフ協会、琉球新報社)第2日は29日、恩納村のPGMゴルフリゾート沖縄(パー72)で行われた。

 一般(7176ヤード)予選第2ラウンドは2位でスタートしたジュニアの東恩納昊貴(カヌチャ、普天間中)が74の2オーバーで回り、トータル148の1位で予選を通過した。

 60歳以上で競うミッドシニア(6253ヤード)は仲松景弘(PGM)が71の1アンダーで首位。

 23歳以上の女子B(4976ヤード)は金城歩未(フリー)が76でトップに立った。一般は88人、ミッドシニアは60人、女子Bは28人が予選を通過した。最終日は31日、各部門の決勝を行う。


東恩納、安定感光る

4番、狙いを定めパットを打つ東恩納昊貴=29日、恩納村のPGMゴルフリゾート沖縄(ジャン松元撮影)

 普天間中1年の東恩納昊貴が2日間続けて74で回り、一般予選をトップ通過した。「ドライバーが良かった。芯に当たってはいなかったけど、きちんとフェアウエーをキープできた」と安定感が光った。

 前半5番のパー3は、1オンし6メートルの下りを沈めてバーディー。後半3番パー4は501ヤードと長めのコースだが、2打目でグリーン横に付けた。残り15ヤードの下りでアプローチがさえ、そのままカップイン。会心のバーディーだった。

 自身のプレーに手応えと自信をつかんだのは昨年11月ごろから。「ぶれぶれだったアイアンの精度が良くなった。きれいにターフを取るイメージでいくと調子が上がった」と成長曲線を描く。普天間第二小1年生のころ、祖父の影響でゴルフを始めた。

 「最初はやらされていた感じだが、小学5年ぐらいから友達と戦えるぐらいのスコアが出せるようになり、楽しくなった」と上達の道を歩み始めた。

 直前のジュニア大会でも調子が良く「いい流れでプレーできている」とうなずく。「決勝は自分のスイングができればいい。スコアも自然についてくると思う」と気負わずにプレーに集中する。
 (大城三太)


 

金城 歩未

ドライバー調子良い

 女子Bトップ通過の金城歩未 得意のドライバーが調子良く、フェアウエーをキープできた。パットは近いのをきっちり入れ、遠めからもしっかり打つことができた。決勝は100ヤード以内のアプローチをきちんと寄せて、チャンスで決められるようにしたい。

仲松 景弘

悪いなりに良くできた

 耐えるゴルフで予選を首位通過した平清和の話 悪いなりに良くでき、後半は攻めることもできた。このゴルフ場のメンバーなので地の利を生かせたと思う。決勝はグリーン回りの戦いになる。

安喜 正満

驚くほど絶好調

 ミッドシニア予選1位の仲松景弘 全てがかみ合って自分でもびっくりするスコアが出た。驚くほど絶好調だった。こういうのはなかなか出ない。新しいドライバーを使って球が曲がらなかったので気持ちが楽になった。決勝も力まず気負わずプレーしたい。