AMDA沖縄が100万円寄付 琉球新報社のウクライナ救済募金に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
琉球新報社の潮平芳和常務(右)にウクライナ市民救済募金を託すAMDA沖縄支部の大仲良一支部長=30日、那覇市泉崎の琉球新報社

 国際医療ボランティア団体「AMDA」の沖縄支部は30日、琉球新報社の「ウクライナ市民救済募金」に100万円を託した。大仲良一支部長(沖縄セントラル病院理事長)が琉球新報社を訪ね「今、一番厳しい立場にあるのは、着の身着のままで避難する現地の方々だ。避難民の支援に役立ててほしい」と話した。

 AMDAはアジアやアフリカ、中南米において戦争や自然災害などにより社会から取り残された人々のため、医療支援を行っている団体。

 沖縄支部は沖縄セントラル病院にあり、同病院の医師らも過去に中南米などに赴いている。2004年に沖縄平和賞を受賞した。

 琉球新報社の潮平芳和常務は「募金を開始したばかりだが、素早く反応していただきありがたく思う。避難者の支援に役立てたい」と感謝した。
 (稲福政俊)