2月の景況、据え置き 持ち直しに弱さ おきぎん経済研


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 おきぎん経済研究所(東川平信雄社長)は30日、2月の県内景況を発表した。景気は「厳しい状況が続いており、持ち直しの動きに弱さがみられる」と判断を据え置いた。

 【個人消費】巣ごもり需要の反動減や耐久消費財の供給制限が生じている。百貨店売上高は前年同月比9・3%減だった。新車販売台数は24・4%減で、9カ月連続で前年を下回った。

 【建設】民間工事に弱さがみられる。公共工事請負金額は同58・9%増の245億4800万円で、4カ月連続で前年を上回った。生コン出荷量は3・9%減と25カ月連続で前年を下回った。

 【観光】新型コロナウイルス感染拡大を受け、持ち直しの動きが停滞している。観光施設入場者数は前年同月比6・6%減で、3カ月ぶりに前年を下回った。ホテル稼働率はいずれも前年を上回った。 
(小波津智也)