金秀シニアゴルフ開幕 友利、58位スタート


この記事を書いた人 Avatar photo 山城 祐樹
9番 パットを放つ國吉真史=7日、名護市のかねひで喜瀬カントリークラブ(小川昌宏撮影)

 男子シニアゴルフの国内ツアー開幕戦、金秀沖縄オープントーナメントは7日、名護市のかねひで喜瀬CC(シニア6873ヤード、スーパーシニア6337ヤード、いずれもパー72)で開幕し、4アンダーの68で回った丸山大輔(アイテック)と手嶋多一(ミズノ)が首位に立った。県勢の友利勝良(サニクリーン)は5オーバーで58位スタートとなった。今大会は3日間の開催で9日に最終ラウンドが行われる。2日間で競うアマチュアの部は県勢の國吉真史(かねひで喜瀬CC)が3オーバーで中村正美(太平洋C)とともにトップに並んだ。スーパーシニアの部は初見充宣(立科GC)が1オーバーで単独首位に立ち、県勢の川上典一(フリー)が1打差で2位につけた。

 10番スタートの國吉真史(かねひで喜瀬CC)は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの3オーバーでアマチュアトップタイにつけ、好発進した。
 
 「後半、パットが復活してくれたのが良かった」と振り返る。5番で第3打をバンカーに入れたが、チップインでバーディーを奪い波に乗った。続く6番は約20メートルの長いパットを決めてパーセーブに成功。7、8番と連続バーディーでスコアを伸ばした。

 前半は、12、13番で連続ボギーをたたき、低調なスタートを切ってしまった。今大会のために調整してきた「左にかぶせるように握るグリップ」が、緊張でずれていることに気づき修正。すると、ショットの乱れも安定し、5番からの好アプローチにつながった。

 後半、好スコアが続いただけに「前半のミスショットが心残り」と反省を口にした。最終日に向けて「とにかく着実に打ち続ける」と、気を引き締めた。(野添侑麻)