参院選比例へ 元県議の宮城一郎・社民沖縄県連幹事長が出馬表明


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宮城一郎氏

 社民党沖縄県連幹事長で元沖縄県議の宮城一郎氏(54)が16日、那覇市の八汐荘で会見を開き、夏の参院選比例代表に出馬すると表明した。宮城氏は「沖縄を絶対に戦場にさせず、もう二度と県民の命が無用に失われることがないよう取り組みたい」と決意を語った。

 宮城氏は、ロシアのウクライナ侵攻も相まって強まる改憲や軍事強化を求める国会の動きに危機感を示した。その動きにブレーキを掛けるため、現政権と対峙(たいじ)する県選出・出身国会議員を増やす必要があるとの認識を示した。

 政策は今後詰めるとした上で「護憲や沖縄が直面する命を失うかもしれないという危機を止めることを大きな政策の一つにする」とした。

 ■宮城 一郎氏(みやぎ・いちろう) 1967年5月25日生まれ。宜野湾市出身。琉球大卒。2016年の県議選で初当選も、20年に落選。21年から社民党県連幹事長を務める。

 (大嶺雅俊)