社会
沖縄からSDGs

最高賞に「アシタネプロジェクト」 社会課題の解決に向けた取り組み発表 島ラブ祭

吉本興業の大崎洋会長から表彰されるアシタネプロジェクトのメンバー(前列右から5人)=16日夕、那覇市の琉球新報ホール

 社会課題の解決を目的とするソーシャルビジネスの発表会「島ラブ祭」(主催・よしもとラフ&ピース)が16日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。貧困や環境問題など、多岐にわたる社会課題の解決に向けた事業計画や取り組みを14組が発表した。

 一般社団法人虹のねっこでは、保育士試験を受験する人向けのオンライン講座を開いている。経済的な理由などから大学や専門学校に行けず諦める人がいるという。保育士資格の取得方法の選択肢を増やすことで、保育士不足の解消、待機児童の減少につなげる。

 橋やトンネルなどインフラ構造物の点検や診断業務を手掛ける沖縄第一ONGRIT(オングリット 那覇市)は、図面設計などの複雑な業務をAI化し、未経験者でも業務が担える取り組みを進めている。シングルマザーや障がい者などの仕事創出、建設業界の人手不足解消につなげる。

 14チームの発表を聞いた参加者約270人の投票で「島ぜんぶでうむさんラブ賞」に選ばれたのは「アシタネプロジェクト」。代表の國吉英樹さんが「自分一人ではたどり着けない明日に挑戦する」のテーマで話した。

 引きこもりや障がいによる生きづらさを抱えたメンバーがNPO法人ちゅらゆいに集い、得意不得意を補いながら力を合わせてコーヒーの販売に取り組む活動が報告され、ひときわ大きな拍手を浴びた。
 (中村優希)



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