前竹富町長の初公判は来月27日 官製談合防止法違反


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 竹富町発注の工事を巡る汚職事件で、那覇地裁(小野裕信裁判長)は18日までに、入札の情報を漏らしたなどとして、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の罪に問われた前竹富町長の西大舛高旬被告(74)と下請け業者らの初公判の期日を5月27日に指定した。一緒に審理される予定となっているのは、下請け業者の被告(69)、無職の被告(75)。

 西大舛被告は、業者側に入札情報を不正に漏らした見返りに現金計1700万円を受け取ったとして、加重収賄罪でも起訴されている。