県立高校の定員内不合格45人 22年度入試、沖縄県教委が報告


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄県教育委員会は21日、2022年度県立高校入試で、定員に空きがあっても不合格となる「定員内不合格者」は45人だったと明らかにした。同日開いた県教育委員会会議で報告した。

 正確な実態把握を目的に、昨年度から定員内不合格者の算出方法を変更。志願したが受験しなかった人や辞退者、第2希望で合格した人を数から除いている。昨年度の44人と比べ1人増。

 県立学校教育課によると、21年度の県内中学3年生の在籍数は前年度比557人増の1万6365人。担当者は「生徒数が大幅に増え、一般入試、第2次募集ともに志願者が増えた」と説明した。

 本年度の第2次募集の最終志願者842人に対する定員内不合格者の割合は5.34%。昨年度と比較すると、約0.8ポイント改善された。
 (吉田早希)