桑江氏当選、投票者の年代や重視した政策は? 沖縄市長選、出口調査から動向探る 本紙調べ


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沖縄市役所(資料写真)

 24日投開票の沖縄市長選で、琉球新報は期日前投票と投票日当日に出口調査を実施し、有権者の投票動向を探った。桑江朝千夫氏が期日前投票を優勢に進め、投票日当日も着実に得票した。森山政和氏は、期日前に比べると投票日当日は票を伸ばしたが、桑江氏の勢いには及ばなかった。回答数は無回答を除く868人(期日前500人、当日368人)。

 投票行動を年代別に見ると、80代以上を除いた全世代で桑江氏が支持された。特に20~60代の得票を伸ばした。

 重視する政策は、桑江氏に投票した人の45%が「雇用・経済活性化」を挙げた。次いで、14%が「コロナ対策」、13%が「市の均衡ある発展」だった。

 森山氏に投票した人の30%が「子育て・教育」を挙げ、次いで、19%が「雇用・経済活性化」、14%が「米軍基地」だった。

 重視政策別に見ると「雇用・経済活性化」が最も多く、そのうち78%が桑江氏を支持した。

 次いで回答が多かった「市の均衡ある発展」では58%が森山氏を支持した。

(新垣若菜)