プロ野球パ・リーグ県内公式戦 ソフトバンクが5-1で西武に逆転勝利


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
ソフトバンク―西武 力投するソフトバンクの先発・東浜巨を見つめる大勢のファンたち=17日、沖縄セルラースタジアム那覇(小川昌宏撮影)

 プロ野球パ・リーグの県内公式戦、埼玉西武ライオンズ―福岡ソフトバンクホークス戦は17日午後6時半から、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行われた。ソフトバンクが九回に逆転して5―1で西武に勝利した。

 11日にノーヒットノーランを達成したソフトバンクの東浜巨(沖縄尚学―亜細亜大出)、西武のアンダースロー・與座海人(沖縄尚学高―岐阜経済大出)が先発を務め、県勢の投げ合いとなった。東浜は勝敗はつかなかったものの7回を2安打無得点に封じ、與座もプロ5年で最多となる8回、117球を投げて相手打線を4安打、無得点に抑えた。

 西武が1点リードで迎えた九回、與座に代わりマウンドに上がった平良海馬(八重山商工高出)の制球が乱れるなどして、チームは5失点。西武はさらに1点を失って敗れた。西武の山川穂高(中部商高―富士大出)は4番・指名打者で先発出場し、4試合連続となる安打を放って好調ぶりを見せた。

 生まれ育った地で県勢が躍動し、スタジアムに詰め掛けた野球ファンを楽しませた。